猫が飼い主にだけ見せる嫉妬5選
- とうふ先生(TOFU SENSEI)
- 6月6日
- 読了時間: 3分
猫はクールで独立心が高いと思われがちですが、実はとっても甘えん坊で繊細な心の持ち主。飼い主さんが他の人やものに注意を向けると、独特の方法で嫉妬心を表現することがあります。今回は、猫が飼い主さんにしか見せない嫉妬のサインを5つご紹介します。
①間に割って入る
飼い主さんが他の家族や友人、あるいは恋人と親密にしているとき、猫がスッとその間に割って入ってくるのは典型的な嫉妬のサインです。膝の上に無理やり乗ってきたり、話している人の視線を遮るように顔を近づけたり、時には体をぐいぐい押し付けてきたりもします。これは「僕（私）が一番なの！」「僕（私）を見て！」という強いアピールなんです。
②邪魔をする・注意を引く行動
飼い主さんがスマホやパソコンを触っているとき、本を読んでいるときなど、猫が自分に注意が向いていないと感じると、邪魔をしてくることがあります。キーボードの上に乗る、画面の前を横切る、本の上に座り込む、ペンやマウスにちょっかいを出す、といった行動は「私にかまってよ！」というメッセージ。時には、わざと物を落としたり、普段しないようなイタズラをして、飼い主さんの気を引こうとすることもあります。
③他の対象を威嚇する・攻撃する
飼い主さんが他の動物（特に新しく迎えたペットなど）や赤ちゃんなどを可愛がっている時に、猫がその対象に対して威嚇したり、攻撃的になったりすることがあります。唸る、シャーと威嚇音を出す、猫パンチを繰り出す、時には噛み付こうとすることもあるでしょう。これは、飼い主さんの愛情を独占したいという強い気持ちの表れです。
④不適切な場所での粗相や問題行動
普段はトイレを完璧にこなす猫が、突然ベッドやソファなど不適切な場所で粗相をしてしまう場合があります。これはストレスや不満のサインであり、飼い主さんの注意が自分以外に向いていることへの嫉妬が原因であることも少なくありません。「もっと私に注目してほしい」というSOSだと捉えましょう。他にも、これまでしなかったマーキング行動や、物を破壊するといった問題行動に繋がることもあります。
⑤飼い主さんの体にまとわりつく・過度な甘え
他の誰かが近くにいるときに限って、猫が飼い主さんの体にいつも以上に強くまとわりついてきたり、頭をこすりつけたり、スリスリと甘えたりすることがあります。これは、飼い主さんに対して「あなたは私のものよ」というマーキング行動であり、他の人へのけん制でもあります。普段はあまり甘えない猫が急に甘えん坊になる場合は、嫉妬している可能性を考えてみてください。
猫の嫉妬は、飼い主さんへの深い愛情と信頼の裏返しでもあります。もしこれらのサインが見られたら、少し立ち止まって猫ちゃんとの時間を増やしたり、優しく声をかけてあげたりすることで、猫の気持ちを落ち着かせることができるでしょう。
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