アメリカンショートヘアの歴史
- とうふ先生(TOFU SENSEI)

- 2月25日
- 読了時間: 3分
アメリカンショートヘアは、その名の通りアメリカを代表する猫種ですが、実はそのルーツは17世紀のイギリスにまで遡ります。
「開拓者のパートナー」として歩んできた、非常にドラマチックな歴史を持っています。
【始まりは「メイフラワー号」】
1620年、イギリスからアメリカへ向かった有名な船「メイフラワー号」に、アメリカンショートヘアの祖先となる猫たちが乗っていました。
役割は「ネズミ退治」: 当時の猫たちはペットとしてではなく、船内の食料をネズミから守る「ワーキングキャット(働く猫)」として重宝されていました。
過酷な環境を生き抜く: 新大陸アメリカに到着した後も、厳しい自然環境や寒さに耐えながら、農場や家を守るハンターとして活躍しました。この経験が、現在の丈夫な体と厚い被毛を作ったと言われています。
【品種としての確立】
アメリカに根付いた彼らは、長らく「ドメスティック・ショートヘア(地元の短毛猫)」と呼ばれていました。
純血種への道: 1900年代初頭、他の外来種(ペルシャなど)との交配が進む中で、「アメリカ固有の美しい短毛猫を守ろう」という動きが起こります。
名前の変化: 1. 最初は「ドメスティック・ショートヘア」として登録。 2. その後、他の雑種と区別するために「国内の(Domestic)」という意味を込めた名前で親しまれました。 3. 1966年、ついに現在の「アメリカンショートヘア」という名前に改名され、ブランドが確立しました。
【なぜ「シルバータビー(銀の縞模様)」が有名なの?】
アメリカンショートヘアといえば、渦巻き状の美しい縞模様を思い浮かべる方が多いはずです。
実は、初期の繁殖過程でブリティッシュショートヘアなどと交配され、その際に持ち込まれた「シルバータビー」の美しさが爆発的な人気を呼びました。現在では80種類以上の毛色がありますが、今でもシルバータビーはこの種の象徴となっています。
<特徴のまとめ>
歴史的背景から、以下のような特徴が備わりました。
頑丈な体: 厳しい開拓時代を生き抜いた、筋肉質で骨太な体格。
賢さと自立心: 自分で獲物を捕らえていた歴史から、賢く、程よい距離感を保てる性格。
高い適応力: どんな環境にも馴染みやすく、多頭飼いにも向いています。
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