猫のお風呂、本当に必要?
- とうふ先生(TOFU SENSEI)
- 7月24日
- 読了時間: 4分
「猫は水が嫌い」というイメージが強いですが、実際にその通りで、ほとんどの猫は水に濡れることを好みません。では、猫にお風呂は必要なのでしょうか?
実は、健康な猫であれば、基本的にお風呂は必須ではありません。
猫は非常にきれい好きな動物で、自分でグルーミング(毛づくろい)をして体を清潔に保っています。舌の表面にあるザラザラとした突起がブラシの役割を果たし、抜け毛や汚れを取り除いてくれるんです。
ただし、以下のような場合はお風呂を検討してもいいでしょう。
ひどい汚れが付いてしまった場合: 泥だらけになったり、何かべたつくものが付着してしまったりした場合など、自分で取り除けない汚れがついた時。
ノミ・ダニの駆除: 動物病院の指示があった場合など、薬用シャンプーを使う必要がある時。
長毛種で毛玉ができやすい場合: 特に長毛種は、毛玉ができやすく、皮膚の通気性が悪くなることがあります。定期的にお風呂に入れることで、毛玉の予防や皮膚の健康維持に繋がることも。
高齢猫や病気の猫: 自分でグルーミングが難しくなった猫は、飼い主さんのサポートが必要になることがあります。
もし猫をお風呂に入れる場合は、猫専用のシャンプーを使用し、ぬるま湯で手早く済ませることが大切です。猫にストレスを与えないよう、無理強いは絶対に避けましょう。
猫の清潔と日々のケア
お風呂以外にも、猫の清潔を保つために大切なケアはたくさんあります。
【ブラッシング】
これが猫の清潔ケアの基本中の基本です。毎日、または数日に一度、定期的にブラッシングをしてあげましょう。
<メリット>
抜け毛を取り除き、毛玉ができるのを防ぐ。
毛玉を飲み込むことによる毛球症の予防。
皮膚の血行促進。
ノミやダニの早期発見。
飼い主さんとのコミュニケーション。
<ポイント>
猫の毛の長さに合ったブラシを選び、優しくとかしてあげましょう。ブラッシングを嫌がる場合は、少しずつ慣らしていくことが大切です。
【耳のケア】
猫の耳は意外と汚れが溜まりやすい場所です。耳の入り口付近をコットンなどで優しく拭いてあげましょう。奥まで無理に掃除するのは危険なので、獣医さんに相談してください。
【目のケア】
目ヤニが出ている場合は、湿らせたコットンなどで優しく拭き取ってあげましょう。量が多い場合や、目の充血、涙が止まらないなどの症状がある場合は、動物病院を受診してください。
【爪切り】
猫の爪は伸びすぎると、家具や壁を傷つけたり、カーペットに引っかかってケガをしたりする原因になります。月に1〜2回を目安に、定期的に爪を切ってあげましょう。慣れないうちは、獣医さんやトリマーさんに頼むのが安心です。
【歯みがき】
猫も歯周病になることがあります。デンタルケア用のフードやおやつ、歯みがきシートなどで日頃からケアしてあげましょう。歯ブラシに慣れさせるには根気が必要ですが、子猫のうちから慣らしておくとスムーズです。
(プラス記事)
猫のトリミングってどんなこと?
トリミングというと犬のイメージが強いかもしれませんが、猫にもトリミングはあります。主な内容は以下の通りです。
シャンプー&ドライ
自宅でのお風呂が難しい猫や、プロの技術で徹底的に清潔にしたい場合。
部分カット
お尻周りの毛が汚れやすい猫や、お腹の毛玉ができやすい猫など、部分的に毛を短くしたい場合。
全身カット
長毛種で毛玉がひどい場合や、暑さ対策としてサマーカットにしたい場合など。ただし、猫にとって全身カットは大きなストレスになることもあるため、獣医さんやトリマーさんとよく相談して決めましょう。
爪切り・耳掃除・肛門腺絞り
プロにお任せしたい場合や、自宅で難しい場合。
トリミングサロンでは、猫の扱いに慣れたプロが、猫にできるだけストレスを与えないように配慮しながらケアしてくれます。特に、自分でのお手入れが難しい場合や、長毛種の猫を飼っている場合は、定期的にプロのトリミングを利用するのもおすすめです。
猫の清潔とケアは、愛猫が健康で快適に過ごすためにとても大切なことです。お風呂にこだわるよりも、日々のブラッシングや爪切り、耳・目のケアなど、できることから始めてみましょう。そして、困った時は無理せずプロの力を借りることも検討してくださいね。

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