24時間対応の動物病院
- とうふ先生(TOFU SENSEI)
- 7月17日
- 読了時間: 8分
猫は体調の急変が起こりやすく、夜間や休日の緊急事態に備えて、24時間対応の動物病院を知っておくことは非常に重要です。
今回は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県で24時間診察対応を行っている主な動物病院(夜間救急病院を含む)をいくつかご紹介します。
<その他の地区の方は、Google検索で、『地域名 24時間対応動物病院』と入れていただくと、最寄りの地区の動物病院が表示されます>
受診前には必ず電話で連絡し、診療可能かどうか、症状を伝えて指示を仰ぐようにしてください。 状況によっては、専門医への紹介や、別の病院を勧められることもあります。

【重要事項】
必ず事前に電話連絡!
いきなり行くと、手術中などで診察できない場合があります。必ず電話で症状を伝え、来院可能か確認してください。
夜間・救急料金
通常の診療時間外は、診察料や検査料に加えて「時間外料金」や「夜間・救急料金」が加算され、高額になる傾向があります。
予約制の場合も
完全予約制の夜間病院もあります。
診療対象動物
基本的に犬・猫が中心ですが、小動物なども対応している病院もあります。念のため確認してください。
最新の情報確認
診療時間や体制は変更される可能性があります。必ず公式ウェブサイトなどで最新情報を確認してください。
<東京都>
TRVA動物医療センター (東京城南地域獣医療推進協会)
場所:世田谷区深沢
特徴:夜間救急診療(20:00~翌6:00、電話受付は翌5時まで)。重症例は24時間体制で入院管理継続可能。城南エリアの連携病院からの紹介が多いですが、一般の救急にも対応。
電話:03-5760-1212
港区動物救急医療センター芝アニマルクリニック
場所:港区芝公園
特徴:24時間365日不定休で診療。都心部にありアクセスしやすいです。
電話:03-6432-4622
東京動物病院24
場所:品川区平塚
特徴:24時間対応を謳っています。
電話:03-5702-0012
グラース動物病院
場所:杉並区荻窪
特徴:24時間対応。犬・猫専門。
電話:03-3220-2717
うる動物病院
場所:立川市
特徴:2024年2月開院。夜間救急診療も行っており、24時間対応可能とのこと。
電話:公式サイトをご確認ください(検索結果には電話番号の記載なし)
ACプラザ苅谷動物病院 明治通り病院
場所:江東区北砂
特徴:24時間対応。
電話:03-5617-7555
<神奈川県>
横浜動物救急診療センター VECCS YOKOHAMA
場所:横浜市中区(みなとみらい近く)
特徴:24時間年中無休で犬・猫の救急診療を受け付けています。来院前には必ず電話が必要です。
電話:045-341-0856
湘南夜間救急動物病院SEAMeC(シーメック)
場所:藤沢市片瀬
特徴:夜間診療専門(20時〜翌朝2時)。藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町の獣医師会が共同で設立。来院前に要電話。
電話:0466-26-8000
上大岡キルシェ動物医療センター
場所:横浜市港南区上大岡
特徴:年中無休で夜間診療(19:30~23:00)に対応。緊急度が高い場合は時間外も相談可能とされています。
電話:045-714-5006
横須賀夜間救急動物病院
場所:横須賀市
特徴:夜間救急専門(21時〜翌朝5時)。犬・猫専門。
電話:公式サイトをご確認ください
<埼玉県>
埼玉県には「24時間完全にオープンしている」というよりは、「夜間救急専門」や「時間外診療に対応している」病院が多い傾向にあります。必ず事前に電話で確認してください。
どうぶつの総合病院(日本獣医生命科学大学 動物医療センター)
場所:東大宮(さいたま市見沼区)
特徴:大学病院であり、高度医療や二次診療が中心ですが、夜間救急も行っています。事前電話が必須です。
電話:048-601-0002
久喜夜間救急どうぶつ病院
場所:久喜市久喜東
特徴:夜間救急専門(19:30~26:00)。犬・猫対象。来院前に必ず電話連絡が必要です。
電話:0480-26-1299
熊谷夜間救急動物病院
場所:熊谷市上之
特徴:夜間救急専門。犬・猫のみ。来院前に必ず電話連絡が必要です。
電話:050-8880-1616
埼大通りどうぶつ病院
場所:さいたま市桜区
特徴:一部曜日・時間で夜間救急に対応(火~金 21:00~24:00)。
電話:048-386-6851(夜間は0480-38-6851)
<千葉県>
千葉どうぶつ総合病院
場所:柏市十余二
特徴:当直医が待機し、24時間夜間救急診療に対応しています。来院前に必ず電話連絡が必要です。
電話:04-7157-8618
西村どうぶつ病院
場所:八千代市大和田
特徴:夜間救急(~22時まで)に対応。来院前に必ず電話が必要です。獣医師が出張や急用で対応できない場合もあるため注意。
電話:047-405-1332
とうかつ夜間どうぶつ病院
場所:柏市北柏
特徴:夜間診療専門(21:00~24:00)。犬・猫のみ。完全予約制で、電話による予約・問い合わせは20:30から。
電話:090-8501-3337
あいす動物病院
場所:市川市南八幡
特徴:24時まで夜間救急対応。
電話:047-702-5797
とことこ動物病院
場所:千葉市若葉区都賀
特徴:夜間救急・往診も対応。
電話:043-232-7852
緊急時には、まずかかりつけの動物病院に連絡し、時間外診療に対応していない場合は、上記のような救急専門病院に連絡することを検討してください。猫ちゃんの状態が少しでもおかしいと感じたら、迷わず獣医師に相談することが大切です。
【もうひと記事!】
動物病院24時間オンライン診断について
猫の24時間オンライン診断(またはオンライン相談)サービスは、緊急時や夜間・休日の不安な時に非常に役立つ選択肢です。
ただし、「オンライン診断」と「オンライン相談」ではできることに違いがあるため、注意が必要です。
「オンライン診断」と「オンライン相談」の違い
オンライン診断(遠隔診療)
獣医師がオンラインで診察を行い、診断名を出したり、必要に応じて処方薬を出すことが可能になるサービスです。
日本では、初診の動物に対してオンライン診療で診断や処方を行うことは原則として認められていません。 基本的には、かかりつけの動物病院がオンライン診療に対応しており、再診の場合に限定されることが多いです。これは、動物の状態を直接触診したり、詳しい検査をしたりできないオンラインの限界があるためです。
ただし、新型コロナウイルス感染症のような特殊な状況下では、例外的に初診でも遠隔診療が許容される場合があります(日本獣医師会発行の指針による)。
オンライン相談
獣医師がオンライン(電話、ビデオ通話、チャットなど)で飼い主からの相談を受け、アドバイスや、動物病院を受診すべきかどうかの判断の目安、応急処置の方法などを提供するサービスです。
診断名を出したり、薬を処方したりすることはできません。しかし、不安なときに専門家からの意見を聞けるため、非常に有効です。
<24時間オンライン相談・診断サービス(主なもの)>
現在、日本で24時間体制でオンライン相談に対応しているサービスは限られており、多くは「電話相談」または「時間限定のオンライン診療・相談」が中心です。
Anicli24(アニクリ24)
特徴
24時間365日、経験豊富な獣医師に電話で何でも相談できるサービスです。犬・猫専門。
料金体系
月額プラン(かけ放題)と従量課金プランがあります。
対応内容
ペットの体調の異変、急病時の対応、しつけの悩みなど、幅広い相談に対応。あくまで「相談」であり、診断や処方はできませんが、緊急時に動物病院に行くべきかの判断や応急処置のアドバイスなどが得られます。
みるペット
特徴
ペットと飼い主を動物病院とインターネットで繋ぐオンライン相談・診療システムです。
対応時間
24時間いつでもWEB予約は可能ですが、実際の相談・診療時間は各動物病院の設定によります。24時間対応を謳っている病院も存在します。
形式
ビデオ通話(相談・診療)、一部チャット相談。
注意点
登録している動物病院がオンライン診療に対応している場合に利用できます。かかりつけの病院が導入していれば、その先生に相談できる利点があります。
トークベッツ
特徴
スマートフォンのビデオ通話で獣医師に相談できるサービスです。
対応時間
緊急相談コースは予約なしで対応可能(獣医師が対応中の場合は順番待ち)。
対応内容
緊急時の症状相談、病院選びのサポートなど。相談終了後に相談記録簿が発行されるため、かかりつけ病院への情報共有に役立ちます。
PETwell Online(ペットウェル オンライン)
特徴
LINEビデオ通話を使ったオンライン相談サービス。
対応時間
現在は無料サービス期間中のため、公式サイトで確認が必要ですが、初回15分無料などがあります。
対応内容
獣医師が医療アドバイスを行いますが、具体的な診療、診断、治療、薬の処方は行いません。病院に行くべきかの判断などに活用できます。
オンライン診断・相談のメリットと限界
<メリット>
緊急時の安心
夜間や休日に動物病院が開いていない時間帯でも、専門家のアドバイスが受けられる。
通院の負担軽減
猫を連れて病院まで行く手間や、待ち時間がなくなる。特に、病院嫌いの猫や、車がない方には便利。
費用の抑制
不要な夜間診療を避けることができる可能性がある。
セカンドオピニオン
複数の獣医師の意見を聞けるサービスもある。
<限界・注意点>
診断・処方の限界
日本ではオンラインのみでの「初診時の診断・処方」は原則できません。あくまで「相談」の範疇にとどまります。
緊急性の判断
症状によっては、オンラインでは判断が難しく、すぐに動物病院での対面診察が必要となる場合があります。
情報の正確性
飼い主からの情報(症状の説明、動画、写真)に頼るため、正確な情報伝達が重要になります。
猫の様子がおかしいと感じた場合は、まずこれらのオンライン相談サービスを活用し、その後、必要であれば24時間対応の動物病院や、かかりつけの動物病院へ連れて行くという流れが一般的です。

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