猫との暮らしを豊かにする!「猫ファースト」な部屋づくりの3つのルール
- とうふ先生(TOFU SENSEI)

- 2 日前
- 読了時間: 4分
<はじめに>
猫にとっての「家」は世界のすべて
私たち人間にとって、家は仕事や外出から帰ってきてホッと一息つく場所ですが、室内飼いの猫ちゃんにとって、家は「世界のすべて」です。
大好きな愛猫には、毎日を退屈せず、ストレスフリーで健やかに過ごしてほしいものですよね。しかし、人間の目線だけで家具を配置したりインテリアを楽しんだりしていると、知らず知らずのうちに猫ちゃんにストレスを与えてしまうことも。
今回は、猫の習性や本能を活かした、猫も人も心地よく暮らせる「猫ファーストな部屋づくり」の基本ルールをご紹介します!
<ルール①>
平面の広さより「縦の空間(高さ)」を意識する
猫の行動範囲を広げたいとき、部屋の床面積を広げる必要はありません。猫にとって重要なのは、広さよりも「高さ」です。
野生時代の猫は、外敵から身を守るため、また獲物を探すために、木の上などの高い場所を好んで生活していました。その本能は現在の室内飼いの猫ちゃんにもしっかりと受け継がれています。
キャットタワーやステップの設置:部屋を見渡せる高い場所を用意してあげましょう。窓辺に設置して外の景色(動く鳥や自動車)を見られるようにすると、最高の退屈しのぎ(猫のテレビ)になります。
パーソナルスペースの確保:多頭飼いの場合は特に、1匹になりたいときに逃げ込める高い場所(キャットウォークや家具の上のスペース)を用意してあげることが、猫同士の不必要な小競り合いを防ぐコツです。
<ルール②>
猫の身体能力と年齢に合わせた「段差」の設計
高い場所が大好きとはいえ、猫ちゃんの年齢や品種によっては、段差の高さに配慮が必要です。
例えば、シニア期(7歳〜)を迎えた猫ちゃんや、骨や関節に特徴を持つ品種(スコティッシュフォールドなど)の場合、市販のキャットタワーの段差が「高すぎる」ことがあります。若い頃は平気で飛び乗れていた場所でも、年齢とともに着地の衝撃が関節の負担になってしまうのです。
段差は低めに、なだらかに:キャットステップなどを設置する際は、1段の高さを20〜30cm程度と低めに設定し、階段状に上り下りできるように工夫してあげましょう。
滑り止め対策を徹底する:フローリングの床やフローリング加工された棚板は、猫がジャンプしたときに滑って関節を痛める原因になります。ステップの表面や着地する床には、滑り止めのタイルカーペットやマットを敷いてあげるのが鉄則です。
<ルール③>
ご飯・お水・トイレの「配置」を見直す
部屋のレイアウトを決める際、猫の「衣食住」に関わるアイテムの配置は非常に重要です。特にデリケートな猫ちゃんの場合、配置一つで食欲や排泄に影響が出ることがあります。
トイレと食器は離す:綺麗好きな猫は、排泄する場所の近くにあるご飯やお水を嫌がります。人間の感覚と同じように、ダイニング(食事場所)とレストルーム(トイレ)はできるだけ離れた場所に設置しましょう。
お水飲み場は複数箇所に分散させる:猫は「ご飯の横にある水」よりも、「歩いていて偶然見つけた水」を好んで飲む習性があります。水分不足になりやすい猫ちゃんのために、リビング、寝室、廊下など、お水のボウルは家の中に複数設置しておくのがおすすめです。
<まとめ>
愛猫の目線になって部屋を見渡してみよう
「猫ファーストな部屋づくり」の第一歩は、飼い主さんが一度床に寝そべって、猫と同じ「床から30cmの目線」で部屋を見渡してみることです。
「あそこにコンセントの紐が垂れ下がっていて危ないな」「あの棚の上を整理すれば、良いお昼寝スポットになりそうだな」など、たくさんの気づきが得られるはずです。
愛猫がゴロゴロと喉を鳴らしながら、お気に入りの高い場所でリラックスして眠る姿を見るのは、飼い主にとっても最高の癒やし。ぜひ、愛猫の個性に合わせた快適な空間づくりにチャレンジしてみてくださいね。

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